京都経済同友会視察ツアー02

2016年4月17日〜20日、京都のビジネスコーディネーターCOS KYOTO主催の下、京都経済同友会15人の方のポートランド視察ツアーのアテンドを行いました。海外にある日本庭園で最も本格的だと言われている「ポートランド日本庭園」、クリエイティブスタジオ「OMFGCO」の見学。更に、ポートランド市開発局に勤め、国際事業開発オフィサーの山崎さんとお会いする事も出来ました。

ポートランド日本庭園では、CEOのSteve Bloomさん自らご案内。日本国外の日本庭園と聞くと、アメリカ向けなのではないかと思いがちですが、本当に日本を再現したような本格的な庭園。今年で、計画の開始から53周年を迎える庭園。日本の魅力を、アメリカ人に伝える大切な象徴とされている事が分かりました。

日本人で唯一ポートランド市開発局に勤める山崎さんと都市開発についてお話を聞く事も出来ました。目に見える街づくりだけではなく、目に見えない街づくり。人との繋がりから始める街づくりなど、クリエイティブな考え。日本の街づくりの方針とはまた違い、多様な人種・文化の中で作られる方針は、日本では感じられない視点でした。

OMFGCOは、参加者が今回のツアーで最も驚いたオフィス。OMFGCOの新オフィスには中央にキッチンが配置され、コミュニケーションを通じた相互のコラボレーションを自然と生み出す仕組みになっていました。それだけでなく、集中して仕事に取り組める部屋や休憩部屋など、様々な部屋が機能ごとに用意されていて、仕事をしやすい環境。人材採用については、学歴、技術の他、徹底的にオフィスの雰囲気にフィットするかどうかも判断。仕事の進め方やゴール、スケジュールなどを最初に徹底的にコミュニケーションをとって合意しておくなど、自由さと規律がしっかりと両立しており、まさにハードとソフトの両面が整っていました。

アメリカでは優秀で個性的な人の創造性を引き出し、企業の業績に結びつけていくためのサポートが整っており、働く側も結果へのコミットの責任を負っているため、勤務時間などはフレキシブルになっています。日本では、決められた方向性、方式の中で優秀な成績を収める人が良いとされる傾向があり、新たな方法やアイデアを出すような人を敬遠しがちになるなど、日本にも個性的で創造的で優秀な人は沢山いる中、日本のビジネスレールに乗れない人たちが存在しています。今回の視察では、参加者の方には、マネージメント力、人材のサポート体制などを考えるヒントにもなったと思います。