Mass×Mass Touch Portland ツアー

9月14日〜19日の6日間、横浜で起業家支援、シェアオフィスを営むMass×Mass(マスマス)関内フューチャーセンター主催の「Touch Portland」ツアーでの企画、ツアーサポートを行いました。

ポートランドでのクリエイティブや食、街づくりをベースにツアーを組み、 UPLIFTコミュニティメンバー、OMFG.co, Bob Davis, Eric Bagdonas他、あらゆる方々にご協力いただき、6日間では周りきれないほどの数の場所を訪問してきました。

起業支援の専門家、空間デザイナー、Webプロデューサー、旅をテーマに活動をされている大学講師の方など参加者は多種多様でしたが、「普通に来ただけでは得られない体験ができて、とても刺激になった」といった感想もいただき、帰る時には皆笑顔だったのが印象的でした。

まず最初に行ったところは、レタープレス(活版印刷)を行っているStumptown Printers。使われなくなった年代物(これはドイツ製)の機械を多く活用して、パッケージやレターカードなどを印刷しています。  

まず最初に行ったところは、レタープレス(活版印刷)を行っているStumptown Printers。使われなくなった年代物(これはドイツ製)の機械を多く活用して、パッケージやレターカードなどを印刷しています。

 

オーナーのEric Bagdonas氏、UPLIFTコミュニティメンバーです。  

オーナーのEric Bagdonas氏、UPLIFTコミュニティメンバーです。

 

シンク、ドア、窓、木材などの資材、廃材を集めて、リサイクルする。コミュニティづくりのNPOとして長年地域に根ざしてきたリビルディングセンター。最近、長野の諏訪にもリビルディングセンター ジャパンがオープンしましたが、彼らのカルチャーにも影響を与えています。  

シンク、ドア、窓、木材などの資材、廃材を集めて、リサイクルする。コミュニティづくりのNPOとして長年地域に根ざしてきたリビルディングセンター。最近、長野の諏訪にもリビルディングセンター ジャパンがオープンしましたが、彼らのカルチャーにも影響を与えています。

 

多くの窓枠が並べられています。地域の人たちが「自分の家の修理」のために買いにきます。ポートランドのDIY文化が垣間見れる場所ですね。  

多くの窓枠が並べられています。地域の人たちが「自分の家の修理」のために買いにきます。ポートランドのDIY文化が垣間見れる場所ですね。

 

ポートランド発のプロダクトのみをキュレートするショップ、Madehere PDX。起業秘話や彼らが大事にしていることなど、Bob Davisよりたくさんの話を聞くことができました。  

ポートランド発のプロダクトのみをキュレートするショップ、Madehere PDX。起業秘話や彼らが大事にしていることなど、Bob Davisよりたくさんの話を聞くことができました。

 

マスマスはシェアオフィスも運営していることから、比較的新しい「CENTRL OFFICE」にも立寄りました。こちらの意図を伝えると、急な訪問にもかかわらずツアーを設けてくれました。  

マスマスはシェアオフィスも運営していることから、比較的新しい「CENTRL OFFICE」にも立寄りました。こちらの意図を伝えると、急な訪問にもかかわらずツアーを設けてくれました。

 

その日のディナーはNedludd、地産地消の食材と薪のオーブンで調理された、アメリカ料理の概念を覆すような美味しい料理を楽しめます。ポートランドでは外(テラス席)で地元のビールを飲むのが日常ですが、これがたまりません。  

その日のディナーはNedludd、地産地消の食材と薪のオーブンで調理された、アメリカ料理の概念を覆すような美味しい料理を楽しめます。ポートランドでは外(テラス席)で地元のビールを飲むのが日常ですが、これがたまりません。

 

次の日の朝はあるエクササイズに挑みました。全く新しいものなので正式な名前はありませんが、太極拳と同様に中国から伝わるもので「チゴン」というネガティブな要素を体の中から出すといったものがベースになっています。インストラクターのBrendaはさらにそこにアフリカンダンス要素を加え独自のエクササイズを考案いたしました。  

次の日の朝はあるエクササイズに挑みました。全く新しいものなので正式な名前はありませんが、太極拳と同様に中国から伝わるもので「チゴン」というネガティブな要素を体の中から出すといったものがベースになっています。インストラクターのBrendaはさらにそこにアフリカンダンス要素を加え独自のエクササイズを考案いたしました。

 

最初は何が行われるか皆、不安さを隠せませんでしたが、 最後はこのように最高の笑顔。当初乗り気じゃなかった参加者も興奮気味に未知の体験への驚きを語ってくれました。ネガティブなものを完全に取り出し、ポートランドを感じるためのベースができました笑。  

最初は何が行われるか皆、不安さを隠せませんでしたが、

最後はこのように最高の笑顔。当初乗り気じゃなかった参加者も興奮気味に未知の体験への驚きを語ってくれました。ネガティブなものを完全に取り出し、ポートランドを感じるためのベースができました笑。

 

そしてUPLIFTツアーでも毎度おなじみのOMFG.co。エースホテルやスタンプタウンコーヒなど、ポートランドでもとりわけCoolなスポットの多くのブランディングを手がけています。

そしてUPLIFTツアーでも毎度おなじみのOMFG.co。エースホテルやスタンプタウンコーヒなど、ポートランドでもとりわけCoolなスポットの多くのブランディングを手がけています。

大きなプロジェクトでかなり忙しかったらしく、社内は少し慌ただしかったのですが、コミュニティメンバーの一人でもあるJeremyには丁寧にオフィス内を紹介していただきました。

大きなプロジェクトでかなり忙しかったらしく、社内は少し慌ただしかったのですが、コミュニティメンバーの一人でもあるJeremyには丁寧にオフィス内を紹介していただきました。

クールダウンやインスピレーションのためにも使われている瞑想部屋です。どうやら先客がいた模様ですがこれでは瞑想できませんね笑。

クールダウンやインスピレーションのためにも使われている瞑想部屋です。どうやら先客がいた模様ですがこれでは瞑想できませんね笑。

皆熱心に質問しています。今回もかなりの刺激を与えてもらいました。  

皆熱心に質問しています。今回もかなりの刺激を与えてもらいました。

 

家具の修理、デザイン、小規模でスタジオを運営しているRIVIVE DESIGNにきました。 こういったローカルのクラフツマンやデザイナーもポートランドにはたくさんいます。

家具の修理、デザイン、小規模でスタジオを運営しているRIVIVE DESIGNにきました。

こういったローカルのクラフツマンやデザイナーもポートランドにはたくさんいます。

「古い家具のファブリックをはがすと、その歴史が見える」とファウンダーのLeland。 小規模だからできるフットワークの軽さと、そこから生まれるクリエイティビティに参加者の皆さんは興味寄せていました。より身近で等身大、かつ面白いポートランダーに出会えた気がします。  

「古い家具のファブリックをはがすと、その歴史が見える」とファウンダーのLeland。

小規模だからできるフットワークの軽さと、そこから生まれるクリエイティビティに参加者の皆さんは興味寄せていました。より身近で等身大、かつ面白いポートランダーに出会えた気がします。

 

ここはソーシャルデザインの教科書に出てきそうな、ポートランドでも有名な場所の「オレゴンパブリックハウス」。ビールを飲むことで教育の機会が増えたり、街の環境が整備されていく。純利益をすべてチャリティへ寄付するというまったく新しいコンセプトのパブ。  

ここはソーシャルデザインの教科書に出てきそうな、ポートランドでも有名な場所の「オレゴンパブリックハウス」。ビールを飲むことで教育の機会が増えたり、街の環境が整備されていく。純利益をすべてチャリティへ寄付するというまったく新しいコンセプトのパブ。

 

"Have a pint, change the world!"(一杯のビールで世界を変えよう!)が合言葉。  

"Have a pint, change the world!"(一杯のビールで世界を変えよう!)が合言葉。

 

ファウンダーのRyan Saariに話を聞く機会を得ることができました。 地元のボランティアでお店を作り上げたことなど創業時の話や、彼のこのプロジェクトに対する思い、行動など、ソーシャルビジネスとも深く関わりのあるマスマスにとっては、具体的な事例として強く響いた模様です。  

ファウンダーのRyan Saariに話を聞く機会を得ることができました。

地元のボランティアでお店を作り上げたことなど創業時の話や、彼のこのプロジェクトに対する思い、行動など、ソーシャルビジネスとも深く関わりのあるマスマスにとっては、具体的な事例として強く響いた模様です。

 

ポートランドでも地元の人たちに愛され、少しずつ規模を広げているサードウェーブコーヒーの代表店の一つ「コアバコーヒーロースターズ」。コーヒー本来の(豆の)味を追求しつつ、サステイナブルな運営を行っている、まさにリアルなサードウェーブコーヒー。  

ポートランドでも地元の人たちに愛され、少しずつ規模を広げているサードウェーブコーヒーの代表店の一つ「コアバコーヒーロースターズ」。コーヒー本来の(豆の)味を追求しつつ、サステイナブルな運営を行っている、まさにリアルなサードウェーブコーヒー。

 

ここも尊敬に値するポートランドのブランドの一つ「マークラボ」。石鹸やエッシェンシャルオイルなど、全てオーガニックで作っており、その一つ一つを手作りするところから始めました。今は香りのコーディネーターとして、ホテルなどからオファーがあるようです。  

ここも尊敬に値するポートランドのブランドの一つ「マークラボ」。石鹸やエッシェンシャルオイルなど、全てオーガニックで作っており、その一つ一つを手作りするところから始めました。今は香りのコーディネーターとして、ホテルなどからオファーがあるようです。

 

ポートランドのみならず、アメリカの各都市で存在感を表している「we work」。 こちらもシェアオフィスの参考として見学にきました。  

ポートランドのみならず、アメリカの各都市で存在感を表している「we work」。

こちらもシェアオフィスの参考として見学にきました。

 

ポートランド市開発局(PDC)の山崎満広さんにも、お忙しい中お時間をいただくことができました。横浜の現状の課題を伝え、ポートランドでの事例をリアルな点で共有いただき、様々な角度からのご意見をいただくことができました。  

ポートランド市開発局(PDC)の山崎満広さんにも、お忙しい中お時間をいただくことができました。横浜の現状の課題を伝え、ポートランドでの事例をリアルな点で共有いただき、様々な角度からのご意見をいただくことができました。

 

デジタル系広告業を展開する会社「インストゥルメント」。この時は金曜日の夕方17時くらいだったのですが、オフィスには人っ子一人おりませんでした。ここに、生活と仕事の両方を大切にし、共存させるポートランダーの生の現場を見た気がします。  

デジタル系広告業を展開する会社「インストゥルメント」。この時は金曜日の夕方17時くらいだったのですが、オフィスには人っ子一人おりませんでした。ここに、生活と仕事の両方を大切にし、共存させるポートランダーの生の現場を見た気がします。

 

そんな中、デジタル装置の実験をしているグループに遭遇。おそらく僕らのために残っていてくれたんでしょう。  

そんな中、デジタル装置の実験をしているグループに遭遇。おそらく僕らのために残っていてくれたんでしょう。

 

日にち変わって、土曜日はポートランドでも一番規模の大きいPSU(州立大学)でのファーマーズマーケットにやってきました。しかし、あいにくの雨模様。ポートランドっぽいといえばそうなのですが、やはり晴れた日の方が、暖かい日差しと牧歌的な環境、音楽で、より素敵なイベントになるため、少し残念な気持ちです。  

日にち変わって、土曜日はポートランドでも一番規模の大きいPSU(州立大学)でのファーマーズマーケットにやってきました。しかし、あいにくの雨模様。ポートランドっぽいといえばそうなのですが、やはり晴れた日の方が、暖かい日差しと牧歌的な環境、音楽で、より素敵なイベントになるため、少し残念な気持ちです。

 

雨の中でも彼らは笑顔です。多くのファーマーやパンやチーズなど加工食品のお店がここに連なります。  

雨の中でも彼らは笑顔です。多くのファーマーやパンやチーズなど加工食品のお店がここに連なります。

 

ダウンタウンの中にあって、ひっそりとした場所にありつつも一際異彩を放つ家具店の「ザグッドモッド」。オーナーのSpencerは、当初イームズなどのデザイン家具を修理して売るところから初め、今や多くのオリジナル家具やオフィス内装などを手がけています。

ダウンタウンの中にあって、ひっそりとした場所にありつつも一際異彩を放つ家具店の「ザグッドモッド」。オーナーのSpencerは、当初イームズなどのデザイン家具を修理して売るところから初め、今や多くのオリジナル家具やオフィス内装などを手がけています。

ギャラリーの隣に工房があるのが特徴的で、Spencer曰くこれにより、職人とのコミュニケーションを密にし、トライアンドエラーを繰り返すことで、よりいいものができるとのこと。この日は土曜日だったため、工房はお休みでしたが、中を拝見させてもらうことができました。  

ギャラリーの隣に工房があるのが特徴的で、Spencer曰くこれにより、職人とのコミュニケーションを密にし、トライアンドエラーを繰り返すことで、よりいいものができるとのこと。この日は土曜日だったため、工房はお休みでしたが、中を拝見させてもらうことができました。

 

雨の日のポートランドは外に出歩くことは野暮ですねってことで、この夜はちょっとしたホームパーティーを催しました。お料理を作ってくれるのは、Obonのお二人。ふみこさんはポートランドに住む日本人の方で、ポートランドの食材を使った日本の料理を得意としています。どれも新鮮でとても美味しく、日本食に恋しくなってきた頃ということもあり、とりわけ皆喜んでいただきました。  

雨の日のポートランドは外に出歩くことは野暮ですねってことで、この夜はちょっとしたホームパーティーを催しました。お料理を作ってくれるのは、Obonのお二人。ふみこさんはポートランドに住む日本人の方で、ポートランドの食材を使った日本の料理を得意としています。どれも新鮮でとても美味しく、日本食に恋しくなってきた頃ということもあり、とりわけ皆喜んでいただきました。

 

こんなホームパーティーができるのも、Airbnbの醍醐味。みんな本当によく笑って、よく食べましたね。もちろん片付けもバッチリでホストからの評価は星5つです笑。  

こんなホームパーティーができるのも、Airbnbの醍醐味。みんな本当によく笑って、よく食べましたね。もちろん片付けもバッチリでホストからの評価は星5つです笑。

 

宴の後、次の朝には旅の振り返りです。前の日の夜とは打って変わって皆真剣な表情。お互いの感じたことをフィードバックすることで、この旅での気づきと経験を整理、共有します。  

宴の後、次の朝には旅の振り返りです。前の日の夜とは打って変わって皆真剣な表情。お互いの感じたことをフィードバックすることで、この旅での気づきと経験を整理、共有します。

 

ポートランドは街だけでなく身近にある広大な自然という面も、市民にとっては大きな要素。その街からの近さと、雄大さを感じていただくべく「エンジェルスレスト」へのハイキングを計画いたしました。  

ポートランドは街だけでなく身近にある広大な自然という面も、市民にとっては大きな要素。その街からの近さと、雄大さを感じていただくべく「エンジェルスレスト」へのハイキングを計画いたしました。

 

あいにくの曇り空(帰りは雨)で最高の景色はおあずけでしたが、その自然に実際に触れポートランドの良さ、生活のベースにある考えをリアルに体感していただきました。

あいにくの曇り空(帰りは雨)で最高の景色はおあずけでしたが、その自然に実際に触れポートランドの良さ、生活のベースにある考えをリアルに体感していただきました。

以下はこれまでのクリエイティブスタジオ等の訪問の合間に行った、お店です。

実際にポートランダーの暮らしに触れたり、ポートランドを代表するお店に伺いました。

 

ポートランド随一の行列店「ソルト アンド ストロー」。新しい組み合わせのアイスクリームが食べられるお店です。  

ポートランド随一の行列店「ソルト アンド ストロー」。新しい組み合わせのアイスクリームが食べられるお店です。

 

街の外れにポツンとある「ミシシッピレコード」。音楽カルチャーも深いポートランドのアイコン的存在です。

街の外れにポツンとある「ミシシッピレコード」。音楽カルチャーも深いポートランドのアイコン的存在です。

ミシシッピレコードの隣にある、「スウィーディーディー」。こじんまりとしたお店ですが、その内装はかわいらしく、美味しいブランチをいただけます。ここも人気店です。

ミシシッピレコードの隣にある、「スウィーディーディー」。こじんまりとしたお店ですが、その内装はかわいらしく、美味しいブランチをいただけます。ここも人気店です。

最後の夜はパンが美味しいレストラン「トライフェクタ」でした。 ここもアメリカ料理がベースになっていますが、大味なイメージとは程遠い、繊細な味付けと新鮮な食材に舌を巻きます。

最後の夜はパンが美味しいレストラン「トライフェクタ」でした。

ここもアメリカ料理がベースになっていますが、大味なイメージとは程遠い、繊細な味付けと新鮮な食材に舌を巻きます。

最後の夜らしく、皆満足気な表情でした。

最後の夜らしく、皆満足気な表情でした。

今回は不特定なバックボーンを持つ方々のツアーだったので、その目的から行く場所も多岐に渡りました。その中でも「食、クラフト・デザイン、働き方・暮らし方」の5つのキーワードでプランを組むことで、みなさんそれぞれに新しい刺激と体験を提供することができて、気づきと行動につながるものになったと感じました。この先のそれぞれの活動とポートランドとの新しいつながりに期待です。